風土が育む「中乗さん」
御嶽山に降り積もる雪が地中に浸み込み
緑豊かな麓に湧き出る。
その豊富な水と地元で栽培されたお米から
木曽谷の厳しい寒さの中、蔵人の酒造りへの熱い思いにより、
美味しい『中乗さん』が生まれます。
中乗さんの由来
― 山を守り 山に生きる ―
「木曽のナア~なかのりさん」と謡われる、木曽に古くから伝わり愛される民謡「木曽節」。
ここに登場する “なかのりさん” は一体何者なのか?
いくつかの説がありますが、その昔、木材を木曽川で運搬した際、木材の真ん中に乗った「いかだ乗り」の説が有力とも。
命を懸けて危険な木曽川を下った、いわばその時代のスーパーマン。
親しみやすく愛らしい「中乗さん」という愛称は、民謡「木曽節」の謡いことばとして今でも木曽谷で愛され続けています。
中乗さんが一本の木材を大切に運んだように、私どもも、酒米の生産者をはじめ生産に携わる方々の想いを一本のお酒にして、誠意をもって皆様に届けていきたいとという気持ちを込めて。