木曽郡上松町産
自家栽培米
「山恵錦(さんけいにしき)」
2008年(平成20年)から、隣接の上松町で酒米(酒造好適米ひとごこち)の栽培を始め、目標としていた「地元で自分たちが手がけた酒米」でお酒を仕込みました。
その仕上りのすばらしさを実感し、さらに研究を重ね、長野県オリジナルの酒造好適米「山恵錦」の自家栽培・仕込みに至っています。
山恵錦は、長野県奨励品種に認定されました。
酒造りはこだわりの米作りから。
その精神のもと、現在、中善酒造店 南俊三が、最高品質の酒米づくりに手間を惜しまず全力で取り組んでいます。
大切なのは水と土
木曽は日照時間が短く、実はあまり米の栽培に適した場所ではありません。
そんな木曽の中でも農業が盛んな上松町吉野地区。ここで約50年にわたり、お米を作ってきました。
中央アルプス駒ヶ岳より湧き出る豊富な水を利用し、太陽の恵みをたくさんうけた元気な土地作りに励んでいます。
作る人が楽しむ
何より大切なのは、作る人が楽しんでいること。
農作業はやはり辛い仕事です。この仕事をどれだけ楽しめるかが良いお米を作る一番大切なことだと思います。
蔵人のみなさんにも、楽しんでお米を作っていただきたいと思います。