歴史・沿革

沿革

慶応元年10月 信州木曽福島において中澤善吉酒造業 開始
明治18年9月 酒造業廃止 小売店専業となる
大正13年10月 酒造業再開
大正14年 清酒名を「中乗さん」とする
昭和32年 株式会社中善酒造店設立
精米所建築
昭和33年 木製樽から琺瑯(ほうろう)タンクに替わり始める
昭和48年12月 木製のふねから藪田式自動もろみ搾機に替わる
昭和62年10月 川端倉庫増改築
平成14年5月 全国新酒鑑評会で初めて金賞受賞
平成17年4月 蔵祭り開始
平成18年 全国、長野、関東国税局すべての鑑評会で入賞
平成20年 木曽上松吉野で酒米「ひとごこち」
の栽培を始める
平成21年 全国、長野、関東国税局すべての鑑評会
すべての部門で入賞
長野県清酒品評会で初めて首席優等賞受賞
平成21年 長野県安曇野松川村ファームいちまるさんの 契約農家産「美山錦」で大吟醸の仕込み開始
すべての原料米を長野県産にする
平成22年 長野県安曇野松川村ファームいちまるさんの 契約農家産「美山錦」で純米吟醸の仕込み開始
平成23年 長野県安曇野松川村ファームいちまるさんの 契約農家産「美山錦」を使用した大吟醸で3賞受賞
全国新酒鑑評会入賞 長野県清酒品評会 知事賞受賞(第3位)
関東国税局酒類鑑評会 吟醸酒の部 優秀賞受賞
平成24年 長野県安曇野松川村ファームいちまるさんの 契約農家産「美山錦」を使用した大吟醸で2年連続3賞受賞
全国新酒鑑評会入賞 長野県清酒品評会 知事賞受賞(第5位)
関東国税局酒類鑑評会 吟醸酒の部 優秀賞受賞

歩み

創業者 中澤善吉が水が豊かで冷涼な気候に恵まれた、御嶽山のふもとの宿 中山道の木曽福島で酒造業を開始したのは慶応元年10月のことです。清酒名を『山桜』『木曽の駒』としました。

明治18年より酒造業を廃止しておりましたが、大正13年10月酒造業を再開しました。再開の折、全国に木曽踊りをひろめた木曽福島町長 伊東 淳氏のすすめもあり、清酒名を『中乗さん』としました。

昭和32年、株式会社中善酒造店を設立し、あわせて精米所を建築しました。

昭和53年には杜氏歴30年の小谷杜氏北村利男から、頭であった元村直登に杜氏が引き継がれました。元村直登は平成15年まで杜氏をつとめました。平成16年、木曽贄川出身28歳の森川貴之に杜氏が受け継がれ、蔵人も若返りました。

平成14年には全国新酒鑑評会で初めて金賞を受賞し、平成18年までの5年間連続入賞を果たしています。

平成17年4月より蔵祭りを始めました。酒蔵見学をしていただき、新酒を楽しんでいただくイベントです。地元や観光客など大勢の方にお越しいただいています。

平成20年、私たちの夢であった地元で酒米作りをはじめました。木曽駒ケ岳の麓、木曽上松吉野の南一男さんご協力のもと、地元産の酒造好適米「ひとごこち」が誕生しました。

平成21年、山田錦の使用をやめ、長野県安曇野松川村ファームいちまるさんの契約農家産「美山錦」使用開始。すべての原料米が長野県産となりました。

平成23年には、長野県安曇野松川村ファームいちまるさんの契約農家産「美山錦」で仕込んだ大吟醸で全国新酒鑑評会入賞・長野県清酒品評会では知事賞(第3位)・関東国税局酒類鑑評会吟醸酒の部で優秀賞受賞を受賞しました。

平成24年には、長野県安曇野松川村ファームいちまるさんの契約農家産「美山錦」で仕込んだ大吟醸で2年連続で3賞(全国新酒鑑評会入賞・長野県清酒品評会知事賞(第5位)・関東国税局酒類鑑評会優秀賞)を受賞しました。